ガス衣類乾燥機「乾太くん」
業務用ラインナップと違い
「かんたくん」の業務用機種についての解説。
「乾太くん」って、家庭用だけかと思っていた。
業務用なんて有るの?
どういった仕様の違いがあるのか、詳しく説明します!
「業務用乾太くん」2016年より、発売開始。
その後、モデルチェンジを実施しながら、現在は4機種のラインナップ。
2.家庭用との違い
3.家庭用との金額差額
4.業務用専用オプション
5.まとめ
業務用ラインナップ
ラインナップ一覧
2024年8月現在の、”業務用モデル”のラインナップ。
スタンダード | コインタイマー内蔵 | |||
型式 | RDTC-80A | RDTC-54S | RDTC-90CT | RDTC-60CT |
乾燥容量 | 8キロ | 5キロ | 9キロ | 6キロ |
本体寸法(mm) 高×幅×奥行 |
684×650×641 | 684×650×561 | 684×650×641 | 684×650×561 |
本体重量 | 33㎏ | 31㎏ | 35㎏ | 33㎏ |
コース選択 | 6種(標準/厚物/エコ/シーツ毛布/ タイマー/ドラム除菌) |
乾燥+ドラムクリーン | ||
定価(税込) | 237,600円 | 200,860円 | 364,870円 | 328,130円 |
大きく分けると、”スタンダード”と”コインタイマー内蔵”。
それぞれ、乾燥容量が2種類で、計4種類のラインナップ。
”コインタイマー”とは、どんな物なの?
コインタイマーの機能と、用途について解説します!
コインタイマーとは
コイン(100円玉)を入れる事により、作動する装置。
不特定多数の人への使用想定で、有料化の場合に使用。
⇒コインタイマーを後付け可能
本体の近くに、コインタイマーを設置して使用。
⇒本体に、内蔵されている。
家庭用との違い
家庭用「乾太くん」との違いを解説!
2.セルフクリーニングフィルター
3.冷却時間が長い
4.コインタイマー対応
高耐久性
ファンベルトの材質を改良。
家庭用に比べ、約3倍の耐久性能に。
ファンベルトの材質って、重要な事?
「乾太くん」にとって、重要な要素ですね!
様々なガス機器の中において、故障率が非常に低い機械。
年数が経過すると、高確率でメンテナンス対象となるのが、”ファンベルト”。
伸びたり、切れたりする事で、ファンが回転しなくなります。
その際、「エラー90」で停止し、使用不可となります。
業務用使用では、1日に複数回の使用想定にて、重要な要素ですね!
セルフクリーニングフィルター
唯一、頻繁なお手入れが必要な”フィルター”。
「セルフクリーニングフィルター」搭載で、自動で糸くずや綿ぼこりを収集。
面倒なフィルター掃除の回数を低減し、お手入れがラクに!
これは、機器底面に設置されています。
冷却時間が長い
「乾太くん」は、乾燥運転の終了後、”冷却運転”をします。
家庭用に比べ、冷却運転のMAX作動時間を約2倍としている。
(家庭用:35分。業務用:79分。)
※MAX時間にて、温度低下すると、冷却運転も早くストップします。
温度に換算して、約7℃の低下が見込まれます。
”冷却運転”って、必要なの?
”冷却運転”の目的は2つ有ります!
コインタイマー対応
コインタイマーの対応は、業務用機種のみ。
家庭用の場合は、オプション品の”コインタイマーセット”も接続不可。
複数の人が共有して、有料想定で使用する場合は、”業務用”を選択!
家庭用との金額差額
家庭用と業務用。
”どちらでも設置可能な場面”を想定して、本体の金額比較をしてみます!
本体金額の比較
同等容量での差額は約44,000円(税込、定価)
5キロタイプ | 8キロタイプ | |||
区分 | 家庭用 | 業務用 | 家庭用 | 業務用 |
型式 | RDT-54S-SV | RDTC-54S | RDT-80 | RDTC-80A |
定価(税込) | 156,750円 | 200,860円 | 193,490円 | 237,600円 |
差額(定価) | 44,110円 | 44,110円 |
5キロタイプ、8キロタイプ共に、本体差額は44,110円。
購入時、割引購入であれば、購入差額は約3万円前後と想定されます。
どちらを選択するべきか?
一般家庭に設置する場合、”家庭用”と”業務用”のどちらも選択可能。
よくある問い合わせで、「一般家庭で、業務用の設置はOK?」と聞かれます。
⇒一般家庭なら、どちらの選択肢も大丈夫です!
利便性での比較
ただし、「ファンベルトの耐久性が約3倍」
「乾太くん」は故障率が極めて低い機器ですが、”ファンベルト交換”が最も多い。
毎日1~2回使用するヘビーユーザーの場合、5年前後で”ファンベルト交換”が必要な場合もあります。
ファンベルト交換
自分で作業⇒ 2,550円(部品代(税別定価))
メーカー修理依頼⇒ 約15,000円~25,000円(部品+工賃+出張費)
利便性とコストのバランスを考えるのね。
選択のオススメ基準としては、以下を参考に!
”業務用”がオススメ
毎回のフィルター掃除がラク&ファンベルト交換頻度が減る!
”家庭用”がオススメ
購入費用を抑えて、コスパ良く使用しましょう!
業務用専用オプション
「業務用乾太くん」専用のオプション品について
コインタイマーセット
業務用スタンダードタイプに後付けで、”コインタイマー”を設置する場合に使用。
必要なら、最初から”コインタイマー内蔵タイプ”で良いのでは?
その通りです!
”コインタイマーセット”は、”内蔵タイプ”が発売される前に、準備されたオプション。
コインタイマーが必要な想定なら、わざわざ後付けするのは面倒。
購入前から、”コインタイマー設置”の想定なら、迷わず”内蔵タイプ”を選択!
外部出力ハーネス
外部に運転状態を知らせるためのハーネス。
運転状態/停止状態なのかを外部のモニター等へ接続、把握する為のオプション。
一般的な状況では、使用しないですね。
まとめ
業務用モデルについて、解説しました。
「セルフクリーニングフィルター」「ファンベルトの耐久性」が大きな違い。
・家庭用は3キロ、5キロ、8キロ。
2023年発売デラックス6キロ、9キロも有り種類豊富。
・業務用よりも、導入コストが安く抑えられる(定価差額41,580円)
・将来的なファンベルト交換に必要な費用を考えると、コスパ合う場合も。
・セルフクリーニングフィルターに魅力感じる場合。
コメント