衣類乾燥機 乾太くん!業務用の違い

かんたくん

ガス衣類乾燥機「乾太くん」

業務用ラインナップと違い

「かんたくん」の業務用機種についての解説。

「乾太くん」って、家庭用だけかと思っていた。
業務用なんて有るの?

どういった仕様の違いがあるのか、詳しく説明します!

「業務用乾太くん」2016年より、発売開始。

その後、モデルチェンジを実施しながら、現在は4機種のラインナップ。

1.業務用ラインナップ
2.家庭用との違い
3.家庭用との金額差額
4.業務用専用オプション
5.まとめ
業務用モデルについて、解説していきます!
(2022年4月の価格改定に合わせて、価格修正)

業務用ラインナップ

ラインナップ一覧

2021年7月現在の、”業務用モデル”のラインナップ。

スタンダード コインタイマー内蔵
型式 RDTC-80A RDTC-54S RDTC-90CT RDTC-60CT
 
乾燥容量 8キロ 5キロ 9キロ 6キロ
本体寸法(mm)
高×幅×奥行
684×650×641 684×650×561 684×650×641 684×650×561
本体重量 33㎏ 31㎏ 35㎏ 33㎏
コース選択 6種(標準/厚物/エコ/シーツ毛布/
タイマー/ドラム除菌)
乾燥+ドラムクリーン
定価(税込) 224,070円 189,420円 344,190円 309,540円

大きく分けると、”スタンダード”と”コインタイマー内蔵”。

それぞれ、乾燥容量が2種類で、計4種類のラインナップ

”コインタイマー”とは、どんな物なの?

コインタイマーの機能と、用途について解説します!

コインタイマーとは

コイン(100円玉)を入れる事により、作動する装置。

不特定多数の人への使用想定で、有料化の場合に使用。

スタンダードタイプ
⇒コインタイマーを後付け可能

本体の近くに、コインタイマーを設置して使用。
コインタイマー内蔵タイプ
⇒本体に、内蔵されている。
「業務用乾太くん」の使用可能コインは、”100円玉”専用。
いくらで、何分稼働させるか、設定可能となっています。
コインタイマーの「料金と時間」
使用料金が100円、200円、300円に対し、乾燥時間を設定。
5~10分(1分刻み)
10~90分(5分刻み)
上記の範囲で、任意の設定が可能。
※初期設定は、100円で20分。

家庭用との違い

家庭用「乾太くん」との違いを解説!

1.高耐久性
2.セルフクリーニングフィルター
3.冷却時間が長い
4.コインタイマー対応

高耐久性

ファンベルトの材質を改良。

家庭用に比べ、約3倍の耐久性能に。

ファンベルトの材質って、重要な事?

「乾太くん」にとって、重要な要素ですね!

様々なガス機器の中において、故障率が非常に低い機械。

年数が経過すると、高確率でメンテナンス対象となるのが、”ファンベルト”

伸びたり、切れたりする事で、ファンが回転しなくなります。

その際、「エラー90」で停止し、使用不可となります。

業務用使用では、1日に複数回の使用想定にて、重要な要素ですね!

 

セルフクリーニングフィルター

唯一、頻繁なお手入れが必要な”フィルター”。

「セルフクリーニングフィルター」搭載で、自動で糸くずや綿ぼこりを収集。

面倒なフィルター掃除の回数を低減し、お手入れがラクに!

※その他、時々必要なお手入れ箇所として、「吸気フィルター」が有ります。
これは、機器底面に設置されています。

冷却時間が長い

「乾太くん」は、乾燥運転の終了後、”冷却運転”をします。

家庭用に比べ、冷却運転のMAX作動時間を約2倍としている。

(家庭用:35分。業務用:79分。)

※MAX時間にて、温度低下すると、冷却運転も早くストップします。

温度に換算して、約7℃の低下が見込まれます。

”冷却運転”って、必要なの?

”冷却運転”の目的は2つ有ります!

冷却運転の目的
1.衣類が傷むのを防ぐ
乾燥機は停止すると、庫内温度が上昇します。
よって、衣類が高温となり、傷むのを防止。
2.火災を防止
業務用使用の場合、美容院ではタオル等に薬剤が残っている可能性も。
温度上昇による、火災事故を防ぐ目的があります。
乾燥後に、衣類をすぐに取り出したら問題無いが、しばらく放置した際の安全を担保しています!

コインタイマー対応

コインタイマーの対応は、業務用機種のみ。

家庭用の場合は、オプション品の”コインタイマーセット”も接続不可

複数の人が共有して、有料想定で使用する場合は、”業務用”を選択!

家庭用との金額差額

家庭用と業務用。

”どちらでも設置可能な場面”を想定して、本体の金額比較をしてみます!

本体金額の比較

同等容量での差額は36,000円(税別、定価)

5キロタイプ 8キロタイプ
区分 家庭用 業務用 家庭用 業務用
型式 RDT-54S-SV RDTC-54S RDT-80 RDTC-80A
定価(税込) 147,840円 189,420円 182,490円 224,070円
差額(定価) 41,580円 41,580円

5キロタイプ、8キロタイプ共に、本体差額は41,580円。

購入時、割引購入であれば、購入差額は約2.5万円~3万円と想定されます。

どちらを選択するべきか?

一般家庭に設置する場合、”家庭用”と”業務用”のどちらも選択可能。

よくある問い合わせで、「一般家庭で、業務用の設置はOK?」と聞かれます。

一般家庭なら、どちらの選択肢も大丈夫です!

利便性での比較

業務用は「セルフクリーニングフィルター」搭載で、手入れがラク。
コスト面での比較
業務用は41,580円アップ。
ただし、「ファンベルトの耐久性が約3倍
「乾太くん」は故障率が極めて低い機器ですが、”ファンベルト交換”が最も多い。
毎日1~2回使用するヘビーユーザーの場合、5年前後で”ファンベルト交換”が必要な場合もあります。
ファンベルト交換
自分で作業⇒ 1,040円(部品代(税別定価))
メーカー修理依頼⇒ 約15,000円~20,000円(部品+工賃+出張費)

利便性とコストのバランスを考えるのね。

選択のオススメ基準としては、以下を参考に!

毎日使用のヘビーユーザー
”業務用”がオススメ
毎回のフィルター掃除がラク&ファンベルト交換頻度が減る!
必要な時だけ使用ユーザー
”家庭用”がオススメ
購入費用を抑えて、コスパ良く使用しましょう!

業務用専用オプション

「業務用乾太くん」専用のオプション品について

コインタイマーセット

業務用スタンダードタイプに後付けで、”コインタイマー”を設置する場合に使用。

必要なら、最初から”コインタイマー内蔵タイプ”で良いのでは?

その通りです!

”コインタイマーセット”は、”内蔵タイプ”が発売される前に、準備されたオプション。

コインタイマーが必要な想定なら、わざわざ後付けするのは面倒。

後付けする場合は以下の作業も必要。
1.付属のハーネスにて、本体と接続。
2.コインタイマーセットを設置する壁面等に、別途固定。

購入前から、”コインタイマー設置”の想定なら、迷わず”内蔵タイプ”を選択!

外部出力ハーネス

外部に運転状態を知らせるためのハーネス。

運転状態/停止状態なのかを外部のモニター等へ接続、把握する為のオプション。

一般的な状況では、使用しないですね。

まとめ

業務用モデルについて、解説しました。

「セルフクリーニングフィルター」「ファンベルトの耐久性」が大きな違い。

一般家庭に設置するなら
・家庭用モデルからの選択がオススメ。
・家庭用は3キロ、5キロ、8キロ。5キロはデラックスも有り、種類豊富。
・業務用よりも、導入コストが安く抑えられる(定価差額41,580円)
業務用を検討する場面(一般家庭)
・毎日1~2回活用する、ヘビーユーザーの場合。
・将来的なファンベルト交換に必要な費用を考えると、コスパ合う場合も。
・セルフクリーニングフィルターに魅力感じる場合。
上記より、一般家庭での使用想定の場合は、”家庭用”で大丈夫。
本来の”業務用”設置での使用想定は、別記事でご紹介予定。
一般家庭でも、使用する頻度や状況によっては、”業務用”の方がコスパ合う場合も。
ご自分の使用想定を考えて、賢い選択を!
”ラク家事”アイテムの一つとして、導入して損なし。
自分時間を作り出し、豊かで満足度の高まる生活にしましょう!

 

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