初めてのクルマ所有。維持費って、一体いくらかかる?

クルマ

初めてのクルマ所有。維持費は一体どのくらいかかるのか。

車の購入や維持には大きなお金が必要と言われています。

経済的に豊かになる為には、クルマの所有をするかどうかも議論されるほどの大きな支出となりえます。

ここでは、所有すべきかどうかの議論は置いといて、「所有するとこんな費用がかかります」というお話をしていきます。

所有したことが無い人からすると、購入費用は大体の見当がつきますが維持費の方がわかりにくくて目に見えにくいものとなります。

実際に、どんなクルマを持つと、どのくらいの維持費が発生するのか解説します!

自分で所有したこと無いから、見当がつかないわ

いろんなクルマを乗り継いできた筆者が丁寧に説明しますね!

クルマを所有して乗るには、大きく分けて2つの費が必要です。

①購入する為の費用
②維持する為に定期的に必要な費用
①購入する為の費用
クルマを購入する際、様々な費用が必要です。
ここでは”維持費”を中心に案内しますので、購入諸費用については簡単に紹介します。
自分が初めて購入した時には、車両代金以外にたくさんのお金が必要でビックリしました!
特に新車購入の場合には、中古車よりも多くの「諸費用」の負担が有ります。
自動車購入時の諸費用
●税金・保険料
 自動車税、重量税、自賠責保険料、印紙代、消費税、取得税(2019年10月より変更あり)
●販売諸費用
 車庫証明代行費用、検査登録届出代行費用、納車費用、希望ナンバー取得費
●法定費用
 車庫証明、登録・届出、リサイクル料
●オプション品関連
 マット、バイザー、ETC、ナビ、ドライブレコーダー、点検パック、その他オプションetc
上記、合計すると車種にもよりますが、
車両価格プラス20万円~100万円程度は必要になってきます!

そんなにもかかるの?

中古車を選択する方が、諸費用は削減できる傾向になります!

中古車の場合
・取得税は軽減、又はゼロ(価格や経過年数にもよる)
・車検が残っている場合、重量税や自賠責保険は含まれている
・オプション品関連は最初から装備されている場合も多い
上記の理由から、経済的メリットの観点から言えば、中古車がオススメです。
ただし、人気車種は新車購入と変わらない価格の場合も有るので、要注意!
別途、経済的に優位でお得なオススメ車種もご案内しますので、ご参考に!

じゃあ、購入後の維持費についても知りたいわ

はい。維持費についても案内しますね!

②維持する為に定期的に必要な費用

クルマは所有しているだけで、様々なお金が必要となります。

俗にいう、”維持費”ですね。

楽しいカーライフを満喫する為に、所有してからの維持費を知っておきましょう!

大きく分けると、3種類の周期があります。

①乗った分だけかかる費用
②1年に1回かかる費用
③2年に1回かかる費用

①乗った分だけかかる費用

●ガソリン代

 最近は電気自動車も出てきていますが、ほとんどのクルマは乗れば乗るほど、目に見えてかかる費用の代表が”ガソリン代”です。
たくさん距離を乗る予定で所有する人は、”燃費”もチェックポイントの一つとなります。
ガソリンは日本国内では主に「レギュラー」と「ハイオク」の2種があります。
最近、欧州車で特に増えているディーゼル車の場合、「軽油」となります。
どうせ必要な経費なら、「ENEOSカード」等の活用でお得に給油を
全国で一番多いエネオスでの給油が安くなるカード。
筆者は、給油専用で使用中
カードは3種類ありますが、「ENEOSカードS」で十分!って感想です。
1.ガソリン代が請求時、自動的に2円引き
2.年会費(1,250円)は、年1回以上のカード利用で次年度無料
(初年度は最初から無料)
3.ロードサービス付き
4.専用アプリで使用履歴、請求予定額も見れる
5.エネキーを持って、連携すると、カードの持ち歩きも不要
※カードタイプ「CとP」は年会費かかるので、よほどのヘビーユーザーでないと損するかも。
気軽に持てる「S」がオススメです!

●メンテナンス代

 整備費用の事ですが、通常の自家用車は2年に1回車検があり、その時に整備を実施します。
車検時以外に発生する可能性が高い内容として、「オイル交換費用」があります。
車種にもよりますが、通常は5,000㎞ごと、又は半年ごとが目安となります。
他にもタイヤ、ブレーキパッド等も可能性が有りますが、たいていは車検のタイミングで実施する場合が多いです。

②1年に1回かかる費用

●自動車税、軽自動車税

毎年5月に請求書がきて、1年分の支払い。
その年の4月1日現在の車検証での所有者へ課税。
自動車税に関しては、エンジンの排気量によって金額が異なります。
自動車税一覧表
排気量 自動車税額(年間)
軽自動車(~660CC) 10,800円
1,000CC以下 29,500円
1,000CC~1,500CC以下 34,500円
1,500CC~2,000CC以下 39,500円
2,000CC~2,500CC以下 45,000円
2,500CC~3,000CC以下 51,000円
3,000CC~3,500CC以下 58,000円
3,500CC~4,000CC以下 66,500円
4,000CC~4,500CC以下 76,500円

上記までが国産車ではあり得るパターン。

以下は輸入車で時々ある、規格外パターンです(笑)

4,500CC~6,000CC 88,000円
6,000CC超 111,000円
※筆者は過去、年額88,000円の車種へ乗っていました☠
令和元年10月以降の登録車は税額が変更引き下げとなっています。

●任意保険料

強制ではありませんが、リスクを考えて、ほとんどの人が加入する保険です。
クルマの事故は「可能性 小」「損失 大」なので、保険で賄うのが賢明ですね。
主に、対人+対物+搭乗者の3点セット。
更に車両保険をプラスする場合も有ります。
任意保険は対人型(代理店)ネット契約のダイレクト型があります。
勤めている会社で団体割引が有る場合は活用した方が、お得な場合多いですね。
そうでない場合は、ダイレクト型がオススメです!
筆者は過去、一括見積を活用してダイレクト系の保険を4社ほど、契約の経験あります。
自動車の任意保険には”等級”というものが有り、無事故期間が長い人ほど安く割り引かれます。
等級が進んでいない人ほど、ダイレクト系のネット契約の恩恵が特に大きいので、まずは見積りされる事をオススメします!
経済的に損をしない為には⇒「相場を知る」からが鉄則ですからね!
まずは、一括見積りサービス等で、自分の保険料目安を知りましょう。
例えば↓
金額だけ参考にして、別で加入してもOKですよ!

③2年に1回かかる費用

●車検費用

新車登録時のみ、登録後3年。
その後は”2年に1度”必要な制度。
(1ナンバーや8ナンバーの1年ごと区分車種もありますが、ここでは割愛します)
購入時の諸費用で案内した⇒重量税、自賠責保険料、印紙代は車検ごとに必要です。
車検費用は、簡単に表現すると、大きいクルマほど高くなります
(重量税が重いほど、高く設定されているため)
車検費用の相場
軽自動車 :50,000円~100,000円
普通自動車:80,000円~200,000円
※特別大きな車種や、特殊な変態輸入車は除いた、一般的な車種の目安
車検費用の幅が大きいのは、自動車ディーラーは高い傾向。街の自動車屋さんと車検専門店は安い傾向の為、開きがあります。
ここまでで、様々な費用を見てきましたが、結局維持費はいくらかかるの?
初めて所有する場合のイメージです。(任意保険は6B等級スタート想定)

2年間の維持費の比較

軽自動車 小型自動車 中型自動車
車種イメージ N-BOX等 フィット等 ハリアー等
排気量 660CC 1300CC 2000CC
実燃費(目安) 20㎞/L 18㎞/L 10㎞/L
ガソリン代(140円/L計算) 140,000円 156,000円 280,000円
オイル交換(3回分) 15,000円 20,000円 25,000円
自動車税(2年) 21,600円 69,000円 79,000円
任意保険料(2年目安) 120,000円 160,000円 240,000円
車検費用
(重量税等の法定費用含む)
80,000円 120,000円 150,000円
2年間合計 376,600円 525,000円 774,000円

※分かりやすく概算での計算としています。

※自動車税は令和元年9月以前登録車の中古車想定

※タイヤ交換等の不定期消耗品は考慮していません

※住環境によっては別途、駐車場代も考慮の必要あり

月々でのコストとして見てみると

軽自動車 :約16,000円(376,600円/24か月)

小型自動車:約22,000円(525,000円/24か月)

中型自動車:約32,000円(774,000円/24か月)

やっぱり、ウン万円単位で必要なのね

クルマ自体をローンで購入予定の方は更にかかりますよね!

車両購入を5年ローン(年利5%)で購入の場合、月々の返済額は

100万円⇒約19,000円  200万円⇒約38,000円

ローン返済+維持費=必要額

ちゃんと計算すると、クルマはお金がかかるのね

そうなんです。大きな買い物なので、ちゃんと計画的に購入しましょう!

<購入前検討事項>

・本当にクルマの所有が必要かどうか
⇒レンタカー、カーシェアリング、カーリースの検討。

・所有する場合の車種、維持費の計算
⇒一括購入か、ローン活用なら頭金はいくら必要か。

・たくさん乗るなら、燃費も考慮

・数年後、乗換えや手放す予定が有るなら、リセールバリューも考慮した車種選定。

筆者は田舎暮らし、クルマ必須生活なので、購入自体は賛成派です!

ただし、上記を考えて検討し、楽しいカーライフを満喫しましょう!

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