電気代は以前より値上げ傾向となっています。
日本国内では、ほぼ全ての家庭で支払っている「電気代」なので、値上がり=家計を圧迫!と直撃を食らいますね。
確かに、電気代が高くなるのは困るわ!
電気料金の支払い金額は以前よりも高くなっているんです。
料金自体の値上げよりも、もっと大きな負担を強いられているカラクリが。
この、「再エネ賦課金」こそが電気料金の支払い額が増えてる要因のひとつなんです。
聞きなれない言葉が出てきたわ
・固定価格買取り制度(FIT)とは
・電気料金を安く抑えるには
●再エネ賦課金とは
再エネ賦課金とは何か、説明します!
「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の略称となっています。
経済産業省 資源エネルギー庁HPの説明によると
と記載してあります。
●固定価格買取り制度とは?
と記載してありました。
分かったような、分からないような…
それでは、簡単に要約すると。
固定価格買取り:太陽光発電等で発電した電力を、固定価格で買い取ります。
再エネ賦課金:買い取った電力のお金を全世帯で負担する。
少々乱暴で、しかし分かりやすく表現すれば、、、
こんな制度です。よって、世帯ごとの損得勘定のみで見れば
太陽光発電設備を搭載していない人⇒損をする
※経済産業省HPより
電気料金+再エネ賦課金=電力会社への支払い金額
年々、「再エネ賦課金」が高くなっています。
年度 | 付加単価 |
2012年 | 0.22 |
2013年 | 0.35 |
2014年 | 0.75 |
2015年 | 1.58 |
2016年 | 2.25 |
2017年 | 2.64 |
2018年 | 2.90 |
2019年 | 2.95 |
2020年 | 2.98 |
電気使用量×付加単価=再エネ賦課金
なので、使用量の多いご家庭ほど負担もアップしています。
⇒「多人数」や「ALL電化」の家ほど、影響を受けている可能性大!
2020年度 賦課金の想定表
人数 | 標準使用量(想定月平均) | 賦課金(使用量×2.98) |
1人 | 185KW | 551円 |
2人 | 320KW | 953円 |
3人 | 370KW | 1102円 |
4人 | 400KW | 1192円 |
5人 | 450KW | 1341円 |
6人 | 560KW | 1668円 |
ALL電化 | 800KW | 2384円 |
以前は無かったはずの負担が増えてます。
4人世帯の場合で1192円×12か月=年間約14,300円もの負担が!
何となく、昔よりも電気代が高い気がしていたのが分かったわ
でも、ずっと上がり続けるの?
上がり続けるわけでは無いんですよ!
一般家庭用では10KW未満の太陽光発電設備に対して、10年の固定買取り制度となっています。
太陽光発電設備の設置費用も、普及と共に値下がりして、それに合わせて売電した電力の買取価格も年々下がっています。
2009年 2010年 |
2011年 2012年 |
2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 |
48円 | 42円 | 38円 | 37円 | 33円 | 31円 | 28円 | 26円 | 24円 | 21円 |
※住宅用買取り単価の推移
10年経過した世帯の買取りが終了+買取り単価の値下がり
上記の事から、値上がりし続ける事は無いとみられています。
少し安心ね。でも、安く抑えるにはどうしたら良いのかしら
●電気料金を安く抑えるには
⇒電気の使用量を抑える
何となくALL電化に!ではなく、自身の生活スタイルを考えて賢い選択を。
何事も知って得して、豊かな生活に近づけていきましょう!
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